第34回 午後 問141

科目:共通(専門)

脈が滑数を認める消穀善飢に対して、五行穴の特性を活かした治療穴に迎随の補瀉に基づき斜刺する場合、鍼尖の方向にある経穴として適切なのはどれか。

  1. 1厲兌
  2. 2陥谷正答
  3. 3侠渓
  4. 4行間

正答 2

解説

陥谷(かんこく、ST43、足陽明胃経) ・部位: 足背、第2・第3中足骨間、第2中足指節関節の近位陥凹部 ・取穴法: 足背で第2中足骨と第3中足骨の間、中足指節関節の近位側の陥凹に取る ・所属経絡: 足陽明胃経 (兪土穴) 消穀善飢+滑数脈は陽明胃熱の実証で、実証には五行の子穴瀉法を用いる。陽明胃経(土)の子穴は経金穴=解渓(ST41)。「迎随の瀉法」は経脈流注に逆らって刺鍼し、胃経は頭→足の下降流注のため鍼尖は上流(頭側)を向く。財団はこの手技解釈と選択肢構成から陥谷(ST43、兪土穴)を「鍼尖の方向にある経穴」の正答としている。 ※本問は「迎随の補瀉」と「五行子穴」の組合せに教科書間で解釈幅があり、鍼尖の指す経穴の同定にも諸説ある。財団は選択肢2(陥谷)を正答とした。
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出典:第34回 はり師・きゅう師国家試験。解説は本アプリが作成